審美・接着

審美・接着

1)審美面への配慮

 

綺麗にする = かぶせる(人工の歯をかぶせる)というのが、今までの常識でした。

今までは、見た目を良くするために神経を抜くのも止むを得なかったり、綺麗にするためには悪くなっていない歯を削ってしまうということがありましたが、今日では歯科材料の進化により、最小限の加工で最大限の効果を出すことができるようになってきています。

例えばブリッジにするのであれば、歯の両脇を削って、全部被せてブリッジにするというのが今までの常識でした。




しかし、今日では両サイドの歯を全部削らずに部分的に残すことが可能になり、

今までは強い力がかかる奥歯には、金属しか使えないとされてきた症例も
条件によっては「白いセラミックス」など、使えるものが増えてきました。





歯並びを治すために諸事情で矯正が出来ない人や、ホワイトニングはちょっと・・・、
でも自然な歯の色にしたい、という場合も、もちろん審美の分野になります。

“審美”という言葉が一般的には認知されるようになってきましたが、
元来、歯科の世界には“審美歯科”という学問は存在しません

もともと、歯科では「機能的にも、見た目にも、自然な形で治療をする」
というのは当たり前の前提として存在するため、“審美”だけがクローズアップされることには少し違和感を感じます。

確かに今までは、材料や技術の限界により、見た目の部分を犠牲にしなければならないケースが過去にたくさん存在したことも事実です。
しかしながら、材料・技術の発展によって今日ではそのようなケースでも、より審美的に満足できる状態が整ってきているのです。


例えば前歯であれば、歯を全部削って被せるセラミックではなく、
神経を生かしたまま、歯の裏側は全く手をつけないで削らずに、
歯のおもて面のみを整え、貼り付けるラミネートベニア。






削らずに歯を白くする、ウォーキングブリーチ・ホワイトニング


大掛かりな矯正ではなく最小限で歯並びを整えるMTM


前歯が1本無いすきっ歯でも、両脇の歯を全部削らずに、
裏側で金属のプレートを貼り付けて行う“接着ブリッジ”もあります。

 



気をつけて頂きたいのは“審美だけありき”という、いきすぎた審美には注意が必要であると思っています。
(例えば某元プロ野球選手のようにあまりにも不自然に光り輝く歯など・・・。)


「医療としてどうなのか?」とも、考えてしまうのです。


もちろんモデルや芸能人のように美を全面に打ち出す職業もあります。
つまり、大切なのは上記のように審美と機能のバランスがとれた「自然な美しさ」
ではないでしょうか。




2)接着

 

当院では「接着」という普段患者さんが目に見えない部分にもこだわりを持っています

例えばセラミックの場合は、歯の透明感が出るように透明な接着剤や、歯の色を考えた接着剤など、ケースにより使い分けています。





普段多くの人たちは意識していませんが、口の中は大変過酷な環境です。

熱いお茶(60℃~70℃)を飲んだり、アイスを食べたり(0℃前後)、そういった状況が瞬時に変化する環境で、しかも唾液でいつも湿っている状態であり、さらには毎回の食事で汚れ、体重の何倍もの噛む力が瞬間的にかかる、それが口の中なのです。


非常に過酷な環境の中で接着を行うのです。

例えるならば1日中お湯の張ってある風呂場で、熱いお湯と冷水をかけつづけ、
体重の何倍もの負荷をかけるような環境下。
そのような環境下で、すべての条件に耐えうる完璧な接着剤というのはまだ難しいかもしれません。


それらを踏まえると、歯科の接着剤というのは大変特殊であり、完璧なものは残念ながらまだ存在しないのですが、近年はとくにこの分野が進歩しており、接着が応用できる範囲はかなり広がってきました


デンタルオフィス宮村では、決して業者さんの言うことだけを鵜呑みにせず、
科学的なデータを踏まえた上で、自分でいろいろ試し、
良いと確信できたものを接着剤として使用しています

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