院内の内装は、時代の流行に流されない落ち着きを求めました。
直線、曲線両方をバランス良く使い分けた内装設計にしています。

開設にあたって、「クリニックではなく、オフィスを目指したい」という思いがありました。

「歯医者」や「歯科クリニック」ではなく「デンタルオフィス」にしたかったのです。

クリニックの大衆的なイメージではなく、「オフィスというもうひとつ上の空間を作りたい。」
そう考えたのです。

本来は歯科は行きたくないところです。行きたくないところだからこそ、可能な限りの快適性を追求しました。

開業当時、将来における高齢化社会を見越して開業しました。
エレベーターの場所を選定し、玄関入口のドアも観音開きになり、車椅子の方が入って頂きやすい設計にしています。

段差をなくし、診療室内のパーテーションは敢えて可動式にすることで、車椅子の患者さんも無理なく診療を受けていただけます。
また、車椅子の方やお子様でもレントゲンが撮りやすい仕様に
しています。

プライバシーの完全確保ができるため、問診や矯正相談などの
カウンセリングで使用します。
日頃お話しづらい事やご不安点も安心してお教えください。
診療室のユニットの上では言いづらいことも、どうぞカウンセリングルームでお伝えください。

１００％天然のオイルを使用しています。
リラックスして診療を受けて頂けるようにと、調香師と何十回も試行錯誤を繰り返し、オリジナルブレンドが出来ました。
当オフィスで配合したこのブレンドは、調香師さんを通じて、
他の機関でも大好評をえています。

「空気が澄んでいる」、「空気が美味しい」、
「空気の澱みが無い感じ」と、患者さんに好評です。

心理学的に、人間は太古からの遺伝子の流れで、土の色や、
緑の色、太陽や空の色が無意識の潜在意識に組み込まれている
とされています。
その中にあって歯科医院という人工の建造物であるが故に、
床や壁紙に関して、大地の色を用いたり、植物をところどころに配置したり、暖色の照明を用いたり、と少しでも落ち着けるように配慮しています。

デンタルと呼ばれる、個別の歯のレントゲンを撮る際には、
「ロングコーン」と呼ばれる、原寸大により近くシャープな映像を映し出すレントゲンを設置しています。

また、レントゲン信号はマルチパルス方式
（弱い放射線を数回当てる方式） を採用しておりますので、
通常のレントゲンよりも被爆量が低くて済みます。

さらに超高感度フィルムを用いて通常の３分の１程度での検査が可能です。
（超高感度フィルムを用いることにより、見落としがちなむし歯も発見しやすい、というメリットがあります。）

全て自分で試して、納得して、かつ科学的なデータの
裏づけを得ているものしか置いていません。
一般ドラッグストアではなかなか手に入りにくいもの、つまり、薬効成分が高い、あるいは一般市場には流通しにくいものを中心に揃えています。
時代の進歩に抗うことなく、新しく「良いもの」は
取り入れていくスタイルです。
その一方で、患者さんがお求めやすい価格帯で
あまり高価すぎない、ということも心がけています。